「買い替える」をさらに考える

買い替えの理由は、住まいが古くなった、自分達(高齢者)だけが住むには広すぎる、介護が必要になった、など様々でしょうが、近くに希望の住まいの買い替えができれば、親族、友人ともこれまで通り親交を続けることができます。
しかし、問題もあります。
先ず、買い替える住まいは一戸建かマンションとなり希望の住まいが見つかるかが問題です。有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などは賃貸ですので買い替えの対象とはなりません。
また、老後の買い替えは、そこを終の棲家とするのか、介護が必要となったときには誰に、又は、どこで介護してもらうのか、老後の資金は大丈夫か、など若い頃(広さや交通の便など)と違った検討も必要です。
さらに、家は売れるのか、税金はどの程度かなども考えておく必要があります。

今の住まいを売る

不動産の譲渡所得については所得税住民税がかかります。しかし、居住用財産の買い替えの場合、要件を満たせば、譲渡価格が取得価格を超える額にのみ課税されるという特例があります。
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買い替え先を探す

新しい住まいとしては、
〇二世帯住宅を買って、お子達と同居し、介護も頼む。
〇バリアフリー住宅(戸建、又はマンション)を買って、万一、介護が受けられない場合は施設などに移る
などが考えられます。
不動産の取得の場合、不動産取得税、固定資産税、登録免許税、都市計画税などがかかりますが、税によっては一定の条件があれば軽減措置もあります。
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老後と住まい

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