施設に通って受ける介護

自宅に住んでいて要介護認定を受けた場合、施設に通って受けるとのできる介護サービスには
通所サービス2種類
地域密着型サービス(8種類)のうち3種類
があります。(介護給付サービス全体はこちらクリック

通所介護は家族の介護の負担を減らすことレスパイト(respite:小休止))にも活用できます。

介護保険サービスにはケアプラン(介護サービスの利用計画)が必要です。ケアプランは本人や家族が作り市町村に届け出ることもできますし、居宅介護支援事業者に作成を依頼することもできます。

通所サービス

通所サービスは都道府県が監督するもので、自宅から施設に通って受けることのできるサービスには次の表に示す2種類があります。この表の内容や費用は厚生労働省のホームページから抜粋したものです。詳細は項目毎にクリックして同ホームページで確認してください。
 項目 サービスの内容  利用者負担(1割)の例
 通所介護
(デイサービス)
 デイサービスセンターなどの施設で食事や入浴などの支援や生活動作の訓練が受けられます。介護サービスを受けている人の3人に一人はデイサービスを受けています。  要介護1の場合1回につき 690円
要介護5の場合1回につき 1,188円
 難病やガン末期などで介護の際に常に看護師の付き添いが必要な場合は療養通所介護のサービスがあります。 3時間以上6時間未満の場合1回につき 1,000円
 通所リハビリテーション
(デイケア)
 老人保健施設、病院、診療所などの施設で食事や入浴などの支援や生活するための動作などの訓練が受けられます。 要介護1の場合1回につき 671円
要介護5の場合1回につき 1,271円
法的根拠に関心のある方は、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準(厚生省令第37号)(第7章、第8章)をご覧ください。

地域密着型サービス

地域密着型サービスは市町村が監督するもので、自宅から施設に通って受けることのできるサービスには次の表に示す3種類があります。この表の内容や費用は厚生労働省のホームページから抜粋したものです。詳細は項目毎にクリックして同ホームページで確認してください。
 区分   サービスの内容 利用者負担(1割)の例
 認知症対応型通所介護  認知症の方がデイサービスセンターやグループホームなどの施設で食事や入浴などの支援や、生活動作の訓練が受けられます。  要介護1の場合1回につき 1,030円
要介護5の場合1回につき 1,477円 
 小規模多機能型居宅介護  通いが中心ですが、訪問して介護をしてもらうことや宿泊もできます。事業者に登録することが必要です。  要介護1の場合一月あたり 11,430円
要介護5の場合一月あたり 28,120円
 複合型サービス  小規模多機能型居宅介護と訪問看護が組み合わさったサービスです。  要介護1の場合一月あたり 13,255円
 要介護5の場合一月あたり 31,934円
法的根拠に関心のある方は、指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準(厚生労働省令第34号)(第3章、第4章、第8章)をご覧ください。




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