短期間施設に入って受ける介護

自宅に住んでいて要介護認定を受けた場合、短期間施設に入って受けるとのできる介護サービスには
短期入所サービス2種類
地域密着型サービス(8種類)のうち2種類
があります。

短期入所介護は家族の介護の負担を減らすことレスパイト(respite:小休止))にも活用できます。

介護保険サービスにはケアプラン(介護サービスの利用計画)が必要です。ケアプランは本人や家族が作り市町村に届け出ることもできますし、居宅介護支援事業者に作成を依頼することもできます。

短期入所サービス

通所サービスは都道府県が監督するもので、自宅から施設に通って受けることのできるサービスには次の表に示す2種類があります。この表の内容や費用は厚生労働省のホームページから抜粋したものです。詳細は項目毎にクリックして同ホームページで確認してください。
 項目 サービスの内容  利用者負担(1割)の例
 短期入所生活介護
(ショートステイ)
 常に介護が必要な方が、短い期間、特別養護老人ホームなどに入所し、入浴や食事などの日常生活上の支援や、機能訓練などが受けられます。  要介護1の場合1回につき 682円
要介護5の場合1回につき 959円
 短期入所療養介護
(ショートステイ)
 常に療養が必要な方が、短い期間、医療機関や介護老人保健施設などに入所し、入浴や食事などの日常生活上の支援や、機能訓練などが受けられます。 要介護1の場合従来型個室1回につき 750円
要介護5の場合従来型個室1回につき 965円
法的根拠に関心のある方は、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準(厚生省令第37号)(第9章、第10章)をご覧ください。

地域密着型サービス

地域密着型サービスは市町村が監督するもので、自宅から施設に通って受けることのできるサービスには次の表に示す3種類があります。この表の内容や費用は厚生労働省のホームページから抜粋したものです。詳細は項目毎にクリックして同ホームページで確認してください。
 区分   サービスの内容 利用者負担(1割)の例
 小規模多機能型居宅介護  通いが中心ですが、訪問して介護をしてもらうことや宿泊もできます。事業者に登録することが必要です。  要介護1の場合一月あたり 11,430円
要介護5の場合一月あたり 28,120円
 複合型サービス  小規模多機能型居宅介護と訪問看護が組み合わさったサービスです。  要介護1の場合一月あたり 13,255円
 要介護5の場合一月あたり 31,934円
法的根拠に関心のある方は、指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準(厚生労働省令第34号)(第4章、第8章)をご覧ください。




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