老後と住まい
グループリビングの見学
2013年2月、福祉住環境コーディネーター(FJC)協会が主催した埼玉県南部のグループリビング(注)の見学会に参加しました。
このグループリビングは2階建て、間取りは1K(約40㎡)が12室。サービス付き高齢者向け住宅の登録はしていません。
入居時費用は、敷金2か月、礼金1か月、家賃前払い1か月、火災保険・健康診断費。
月額費用は13万円(賃料、共益費、食事代)。
提供されるサービスは、基礎サービスとしてフロントサービス、清掃管理・安全管理サービス、入居者懇談会など。また、夕食サービスがありますが、このサービスは体調の確認をするため原則皆で一緒に利用することになっています。他に、生きがい支援サービス、個人生活支援サービスがあります。
入居できる人は50歳以上で自立して生活できることが条件です。夫婦、親子、兄弟もOKです。医師の判断によりますが、介護が必要になったり認知症になったりした場合は退去することとなります。
住み替えの理由は、2人では家が広すぎる、階段の上り下りが困難、防犯上心配があるなどです。
共同生活に慣れていない人は住人同士ぶつかることもあるそうです。

社員寮を思い出しました。

(注)グループリビングとは、高齢者の自立支援や生活支援などを目的として、比較的元気な高齢者が自発的・自主的に一つ屋根の下で助け合って暮らすという居住形態、もしくはそのような住まい方をするための住宅をいう。(FJCテキストより)



                         
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